2016年6月12日(日)14:00〜19:30

参加料:A、B、C、各1,000円(各回入れ替え制。)

通し券がお得です☆前売り2,300円、当日2,500円

予約・問合せ:スペース・オルタ内事務局(TEL&FAX:045-472-6349)

                                         E-mail:spacealta1985@gmail.com

ご予約時にお名前・予約枚数をお忘れなく!!(当日受付でのお渡し、精算となります。)

stage A  「おしどりマコ・ケンの白熱実験室」14:00~15:00(1,000円)

鳥取大医学部中退というマコさんはアコーディオンを弾きながら、パントマイムや針金やテルミンを操るケンさんとの夫婦コンビで、吉本芸人として活躍してきた。福島原発事故で活動を一変、原発問題を精力的に取材し原子力村の暗部を痛快・明快に語り切る。今回は、今年も招聘されたドイツでの脱原発最新情報もお伝えします。

stage B 「脱原発市民シンポジウム」15:10〜17:30(1,000円)

テーマ:「3.11から日本の未来を問う!」

事故収束、除染、子どもたちの健康被害、核ゴミの最終処理...出口のみえない中、国は帰還政策だけ押し進める。チェルノブイリ事故後に、推進派と反対派が一緒になって合理的論議を重ね、国の将来像を決めてきた欧州の国々。では、日本のこの5年間はどうだったか?3.11後の体験から見えてくる日本の姿を、多彩な論客と参加者全員で考えます。

 

 

司会:前田 朗(東京造形大学教授、原発を問う民事法廷判事)

日本民主法律家協会理事、在日朝鮮人人種セミナー事務局長。編著書に「平和のための裁判」「戦時・性暴力をどう裁くか」「戦争犯罪論」「人種ウオッチング」「刑事人種論」「ジェノサイド論」「民衆法廷の思想」「侵略と抵抗」「軍隊のない国家」「人道に対する罪」「ヘイト・クライム」等々。近年は国連人種理事会や人種条約委員会などに参加し、左翼右翼の論客と論議の場を作る活動も。

パネリスト:武藤 類子(福島原発告訴団団長、原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)共同代表)

福島県三春市在住。版下職人。養護学校教員を経て2003年里山喫茶「燦(きらら)」を開きながら農的生活を送る。チェルノブイリ事故後、原発反対運動に携わり、2011年は「ハイロアクション福島原発40年」の活動を始める矢先に発災。以来、住民や避難者の人権と健康を守る活動に奔走している。「私たちはいま、静かに怒りを燃やす東北の鬼です」との発言は有名。

パネリスト:村田 弘(福島原発かながわ訴訟原告団団長)

朝日新聞の記者を勤め上げ退職、故郷の南相馬市小高区で畑を切り開き晴耕雨読の生活を送る中で被災。娘さんが住む横浜に避難し、事故の責任を追求すべく「原発民衆法廷」を仲間と立ち上げ全国を巡回。現在は福島原発かながわ訴訟原告団団長として、横浜地裁を舞台に、東電と国を相手にその責任と賠償を追求しながら3.11の意味を問うている。

パネリスト:飯田 能生(某TV局チーフ・プロデューサー、ミナカナ(市民勝手連ミナセン神奈川)@湘南連絡会共同代表)

TV局に勤めながら、今夏の選挙に向けて市民勝手連の湘南連絡会共同代表を務める。昨年2月に「我々は自粛しない」と、翼賛体勢に抗議する表現者たちの声明にも署名。2,500人の署名中、新聞社、テレビ局などのジャーナリストは15人のみ。独自の選挙分析は県内各地で大好評!福島原発の被曝労働の実態にも詳しい。

パネリスト:おしどりマコ(漫才協会会員、自由報道協会理事)

事故後の東電や政府の記者会見に出席し続け、鋭い取材と質問は職業記者たちも舌を巻く程。また現地取材も積極的に行い、広範な人脈でレアーな情報をキャッチアップしてウェブマガジンで公開している。その活動が注目され、海外からも招聘され、昨年はローマ法王に手紙で原発事故をめぐる不正義を直訴、今年もドイツで脱原発の最前線を再度取材してきた。

stage C 「脱原発世直しコンサート」18:00〜19:30(1,000円)

●切腹ピストルズ18:00〜18:30(和楽器パンク)

☆17:45から新横浜駅前から練り歩きを予定、参加可

1999 年の大晦日に結成。歴史問題に触れる音楽活動とともに、伝統文化を地平に引きずり下ろすチンピラ落語の会などを催す。東北震災を契機に一気に十数人の和楽 器編成へ爆発。脱原発デモや地方再生催しなど、神出鬼没な演奏を得意とし、地方探索と研究、映画、職人、農、寺子屋など、隊員それぞれの活動も展開してい る。

●村山二朗(篠笛)18:30〜19:00

1989年、鼓童メンバーでプロデビュー。91年、縄文・自然・祭をテーマにバンド「レブンカムイ」で和洋楽器混成の独創スタイルを確 立。現在は東京打撃団所属、慶応大学非常勤講師、2013年には3.11をモチーフに「子どもの未来は地球の未来」という楽曲をリリース。5月に今夏の選 挙を睨み「緊急事態条項ってなんだ!?!」を緊急リリース。

●カテリーナ(歌、パンドゥーラ)19:00〜19:30

1986年、チェルノブイリ原発労働者の町プリピャチで事故発生の1ヵ月前 に生まれる。2008年から日本で演奏活動を始め、2014年からの「東日本大震災かながわ追悼の夕べ」には毎回参加、透き通った歌声で歌を捧げている。 昨年、一昨年とウクライナの平和を願い、在邦のウクライナ人たちに声をかけ、平和への祈りの集いも開いた。