脱原発市民会議かながわ&ハーベスト・ムーンLIVE2017      「安全に暮らせる社会とは?」

開催日時:2017年6月11日(日)14:00~19:45
会場:スペース・オルタ(新横浜駅徒歩6分東ガス手前)
通し券:前売り2,200円、当日2,500円(A,B,Cの各単発企画は各1,000円)
主催:脱原発市民会議かながわ市民会議かながわ&ハーベスト・ムーンLIVE実行委員会

未曾有の福島原発事故から6年目。事故収束の見通しも、放射能性廃棄物の最
終処分もおぼろげなまま、この列島では「アンダー・コントロール」というオル
タナティブ・ファクトが闊歩し、オリンピックの話しが日々を覆い出した。
 原発事故の原因も責任も損害の全体像も明らかにせぬまま、賠償を切り上げて、
フクシマを過去のものにしようと、政府の強引な帰還政策と再稼動の施策だけが
一人歩きしています。


 東電と国の責任と賠償を求め福島からの避難者たちが避難先の各地裁で起こし
た訴訟裁判で、3月17日に前橋地裁で最初の判決が出ました。判決は国と東電の
責任を明確に認め、少額とはいえ自主(区域外)避難者へも一部賠償を求める画
期的なものでした。

 

にもかかわらず4月4日、被災地復興の行政機関のトップである今村復興大臣は、
自主(区域外)避難者たちの困窮を「自己責任」とし、「裁判でも何でもやれば良
い。」と暴言し問題となります。為政者たちの本音が露になったのです。
 発言については今村復興大臣は直に謝罪しましたが、自主(区域外)避難者たち
が避難生活の生命線として強く求めていた住宅支援延長は、3月一杯で予定通り打
ち切られたままです。


 復興施策のトップたちは、被災現地の状況をいったいどのように把握しているの
でしょうか?
 除染は各住宅の半径20メートルと、生活道路や公共施設等をしただけ。多くの
斜面緑地や田畑緑地帯、ほぼ全ての山林等の除染は手つかずのままです。斑入りの
葉っぱのようにホットスポットがいたるところある地域を、公衆被ばく限度の20
倍である年20ミリシーベルトにして、「もう安全!」と言い放つ。政府の非合理か
つ非科学的な態度に、私たちはこの国のあり方に危機感を抱くと同時に、深い怒り
を覚えます。

3.11は、世界大戦や水俣病などの公害と同じく、国策そのものが本来の国益を損なうこともあるという事実を突きつけています。にもかかわらず、その反省と補償を二の次にして国は、被害の自己責任化を個人に求めようとしているのでしょうか? だとすれば、この流れは強権国家への風潮ともつながり、いま世界的に台頭しつつある柔らかな独裁主義や自国第一主義とも不気味な連動を予感させるものと言わざるをえません。

 

最近の為政者たちの「安全な社会」のイメージとは、権利を義務に強引に結びつけ、異質なものは極力排斥し、「危機」に対して国民の生命・財産を動員できるよう法律を改変し、多様な個人ではなく国家を第一に考える国家主義の復活であるか
のようです。

 私たち自身のエネルギー源の事故であった3.11から学ぶこと、そして神奈川への避難者の闘いに市民同士連なることを柱に、継続的に活動してきている脱原発市民会議かながわとして、今年のイベントでは次の点にフォーカスを当てます。
 
1、現在の為政者や財界/産業界トップなど、国を牽引していると自覚している人たちの世界観やその背景を市民的眼差しで再吟味し、それを解体しながら乗り越えるために必要な「脱原発の哲学」を探る。

2、これからの社会を生きていく若い市民世代と一緒に、「真に安全な社会」とはどのようなものかを探り合う場の創出を試みる。

 

脱原発市民会議かながわ&ハーベストムーンLIVE2017 ちらし表
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脱原発市民会議かながわ&ハーベストムーンLIVE2017 ちらし裏
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